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特別展示

高エネルギー加速器研究機構 機械工学センター
〒305-0801 つくば市大穂1-1 TEL: 029-864-5767 FAX: 029-864-5590
【出展内容】 ノーベル賞を支える最先端機械工作技術
高エネルギー加速器を用いた素粒子・原子核物理学実験では大型加速器のみならず大型の精密測定器を必要とします。これらに用いられる技術は、その用途や使用環境が特殊であるために通常の機械工作技術だけは製作できません。

このため高エネルギー加速器研究機構では、機械工学センターを設置し、研究者と技術者が一体となって、また民間企業の協力が得られるものについては、民間企業とも協力してプロジェクトに必要な技術開発、設計、製作を行う体制をとっています。

本展示では、ノーベル賞関連の実験で用いられている最先端機械工作技術を二つ紹介します。

一つは2008 年のノーベル物理学賞である小林・益川両先生の理論による粒子・反粒子対称性の破れについて、その検証実験(BELLE 実験)に用いられているシリコン飛跡検出器における機械工作技術です。この検出器は電子・陽電子の衝突点のすぐ近くに置かれ、粒子の発生位置を精密に検出するためのもので、できるだけ薄く、できるだけ精密に製作する必要のあるものです。

もう一つは2002 年のノーベル物理学賞である小柴先生が宇宙線ニュートリノを使って開拓されたニュートリノ物理学の大成果であるニュートリノ振動と呼ばれている現象を、世界に先駆けて加速器による人工ニュートリノで検証した実験(K2K 実験) に使われている技術です。250km 離れた検出器に向かってニュートリノを効率よく大強度に、かつ収束させて発生させるために特殊な超伝導電磁石が用いられています。そこに用いられている機械工作技術を紹介します。この技術は、間もなく実験を開始する J-PARC( 茨城県東海村に日本原子力研究開発機構と共同で開発した大強度陽子加速器) におけるニュートリノ実験(T2K 実験) でも使用されます。


企画展示

筑波大学
〒305-8577 つくば市天王台1-1-1 TEL: 029-853-2267 FAX: 029-853-6011
【出展内容】
  1 筑波スタンダード
  2 大学院共通科目
  3 戦略イニシアティブ−次代を担う若手大学人養成イニシアティブ
  4 つくば3Eフォーラム
  5 国際生物学オリンピック IBO2009
  6 インターナショナルカフェ

  1. 筑波スタンダードを用いて筑波大学の教育の質向上への取組みを紹介する。(学務課)
  2. 平成20 年度から開設した「大学院共通科目」について紹介する。(生命環境科学研究科・白岩善博教授)
  3. プログラムの概要、運営体制、若手研究者の研究成果について紹介する。(生命環境科学研究科・白岩善博教授)
  4. 環境・科学技術都市構築に向けた筑波大学の取組みをつくば3E 宣言2008 等を通じて紹介する。(生命環境科学研究科・井上 勲教授)
  5. 2009 年7月12 日〜 19 日に筑波大学で開催される「第20 回国際生物学オリンピックつくば2009」について紹介する。(生命環境科学研究科・沼田 治教授)
  6. 筑波大学の社会貢献プロジェクトのひとつであるインターナショナルカフェについて紹介する。(生命環境科学研究科・白岩善博教授)

J-PARCセンター
〒319-1195 那珂郡東海村白方白根2-4 TEL: 029-284-4851 FAX: 029-284-4854
【出展内容】 模型、パネル、DVD映像
平成13 年より茨城県東海村に建設を進めてきた大強度陽子加速器施設(J-PARC) は、平成20 年12 月より一部施設の利用が開始されま した。光速近くまで加速した陽子を金属の標的( 原子核) に衝突させると、そこからたくさんの中性子やミュオン、中間子、ニュートリノ などの二次粒子が発生します。これら二次粒子を利用することにより、今までよく見えなかった原子の世界がよく見えるようになり、物質 科学、生命科学、原子核物理、素粒子物理など幅広い分野における最先端科学の研究を行うことができます。

つくば市
〒300-3257 つくば市筑穂1-10-4 TEL: 029-864-3263 FAX: 029-864-4627
【出展内容】 「産学官連携の中核拠点」つくば
つくばには、これからの少子高齢化や人口減少社会の問題に対応できる、ロボットやバイオなどの最先端の技術集積があります。またその 技術・研究集積との近接性を生かして、イノベーションの創出を誘発する産学官連携の仕組みが整っています。
最先端の技術・研究集積と連携し事業を行いたい方にとってつくばは最適の立地地域です。つくばへの立地にあたっては、用地・物件探し のお手伝いや多数の支援制度の利用のご相談を賜ります。お気軽にご相談ください。。

JSTイノベーションサテライト茨城
〒305-0047 つくば市千現2-1-6 つくば研究支援センターA棟3F
 TEL: 029-898-9533 FAX: 029-898-9663
【出展内容】 JST研究助成制度を活用した成果事例
独立行政法人科学技術振興機構(JST) の研究助成制度を活用して成果をあげた事例を6 課題、紹介します。内容は次のとおりです。
  • ナノテクノロジーを用いた新しい環境対応型建築用塗料の開発
  • 液体電極プラズマを用いた可搬型高感度元素分析装置の開発
  • ビフィズス菌を用いた抗がん剤プラットフォーム技術の開発
  • 皮膚に優しく傷を早く治す創傷被覆材の開発に成功
  • 英虞湾( 三重県) の環境創成モデルを開発
  • 文化財に適した大型超高精細スキャナの開発



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TX Technology Showcase in Tsukuba 2009