「人口知能が創り出す未来」
15:00 〜 16:00 つくば国際会議場中ホール200
現在の人工知能研究は、人工知能の研究のための研究から、実世界の具体的な問題を解くための技術として発展し始めている。この過程は、人工知能技術を使ってどういうビジネスを実現しようとしているのか、また、その際に人工知能技術で解くべき課題はなになのかという、ニーズと技術的なシーズとのマッチングが重要となる。このような観点から、2015年5月に発足した産業技術総合研究所・人工知能研究センターでは、人工知能技術のユーザとしての産業界、研究機関との共同研究を積極的に推進している。本講演では、人工知能の研究の流れを俯瞰しつつ、研究センターの具体的な研究をとおして、今後の展望について議論する。
【講演者】
辻井 潤一
(
つじい じゅんいち
)
氏
国立研究開発法人産業技術総合研究所
人工知能研究センター長
1973年
京都大学大学院修士課程修了、同助手、助教授
1981年―1982年 フランスCNRC上級研究員
1988年
マンチェスター科学技術大学(UMIST)教授
1995年
東京大学理学部教授、同大学院情報理工学系研究科教授
1995年―2001年 マンチェスター大学教授(兼任)
2005年―2011年 マンチェスター大学教授(兼任)
2011年
マイクロソフト研究所アジア首席研究員
2015年
国立研究開発法人 産業技術総合研究所 人工知能研究センター センター長
2016年 マンチェスター大学教授(兼任)
計算言語学会、国際機械翻訳協会、アジア言語処理学会連合会、言語処理学会などの会長を歴任、2015年より国際計算言語委員会会長。Coling、ACL、BioCreativeなどの国際学会等での招待講演多数。香港SEYF招待教授賞、人工知能学会業績賞、紫綬褒章、情報処理学会功績賞、大川賞ほか多数受賞。
【スケジュール】
15:00〜
講演
15:45〜
会場質疑 進行:江崎玲於奈 つくばサイエンスアカデミー会長
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