事業内容

 様々な分野の研究者による交流の促進を図るとともに、科学・技術に対する社会の関心を増進させるため、研究交流事業や科学技術啓発事業などを実施しています。


主な事業

  • 江崎玲於奈賞、つくば賞

     国内において、ナノサイエンスおよびナノテクノロジー、または量子効果が顕わに関わる物性に関する研究に携わり、世界的に評価を受ける顕著な研究業績を挙げた研究者に江崎玲於奈賞を授与します。
     また、茨城県内において科学・技術に関する研究に携わり、世界的に評価を受ける顕著な研究成果を収めた研究者、研究結果が実用化されるなどの成果を収めた研究者及び今後飛躍的な研究成果が期待できる若手研究者に、それぞれつくば賞、つくば奨励賞(実用化研究部門、若手研究者部門)を授与し、科学技術の振興及び産業の活性化に寄与します。

  • テクノロジー・ショーケース

     つくばの各研究機関等と連携して、つくばを中心とした様々な分野の研究者が一堂に会し、ポスター発表や特別シンポジウムなどを通して交流を深め、「知の触発」による研究内容の向上、研究成果の実用化、ビジネス化を促進します。特に、ポスター発表では、各発表者が1分間の持ち時間で発表内容を要領よくプレゼンし、優れた発表者にはプレゼンテーション賞が授与されます。

  • SATフォーラム

     様々な専門分野の研究を促進するために、会員はもとよりその家族、一般の方々の参加も広く呼びかけ、著名な研究者を招いてフォーラムを開催します。これまでに、ノーベル賞を受賞された白川英樹氏(化学)、野依良治氏(化学)、小柴昌俊氏(物理)、小林誠氏(物理)中村修二氏(物理)、山中伸弥氏(生理学)、大村智氏(生理学)、大隅良典氏(生理学)、梶田隆章氏(物理)、天野浩氏(物理)をはじめ著名な方々を講師としてお招きし、ご講演を頂きました。

  • SATつくばスタイル交流会

     会員の交流はもとより、日頃科学に馴染みのない方々にも科学に興味と親しみを感じて頂くため、サイエンス&アートをテーマに、一般の方にも広く参加を呼びかけ、講演会とピアノリサイタルやアイリッシュダンス、落語などを組み合わせた交流会を開催します。

  • 研究情報交換会

     毎回テーマを決めて分野横断的な小規模交流会を開催し、2~3人の研究者がその回のテーマに関連した研究状況を報告した後、参加者と忌憚のない意見交換を行い、新しい発想につなげていきます。

  • サイエンス・シニアサロン in Tsukuba

     退職したシニア研究者・技術者あるいはサイエンスに関心のある方々を対象にしたサロンを開催し、講師が様々な研究分野の話題について、自由な討論を通じて参加者の知的触発や人的交流を図っていきます。

  • SATサイエンス・カフェ

     研究者や一般市民を対象に特定のテーマで気軽に意見交換できるアカデミーならではのサイエンス・カフェを開催し、科学の楽しさを知ってもらうとともに、SATの認知度を高めていきます。

  • 広報活動

    会誌の発行
    ホームページの運営 https://www.science-academy.jp/