事業開催結果報告等

2007年10月1日掲載
「SATつくばスタイル交流会」へのご来場ありがとうございました

9月29日(金)今年度新規事業である「SATつくばスタイル交流会」をつくば国際会議場で開催し,たくさんの会員や一般市民が江崎理事長の後援やクラッシック演奏を楽しみました。

江崎理事長は「サイエンスの心と『私の履歴書』」と題し,幼少期から現在に至る足跡をたくさんの写真とともに振り返りました。また,講話では日本人は考えるという能力を重視してこなかったこと,サイエンスには創造力や洞察力が重要で,それらの能力を伸ばすには若い時期に知性を伸ばすことが重要であることが訴えかけられました。

講演後の質疑では,「江崎先生は研究以外の時間にも研究のことを考えることがあるか」,「歳を取らない秘訣は」などといったものの他に,小学生から「トンネル現象とは何ですか」といった質問も飛び出し,和やかな雰囲気の中で講演が進められました。


その後の「音楽の夕べ」では,桐朋学園出身で新進気鋭の音楽家3名によるメンデルスゾーンピアノ三重奏曲などが演奏され,会場を魅了していました。


茶話会には奏者も加わり,普段の研究を忘れて楽しい会話が弾んだ1時間でした。