2月26日（火）鉾田市保健センターで今年度第7回目のサイエンス・
カフェを開催しました。

テーマは「サイエンスから考える中高年の運動と健康づくり」
講師には筑波大学大学院の久野譜也先生をお招きしました。

寝たきりになる日本人を統計的に見てみると、①脳卒中（34.1%）
②認知症（13.8%）　③転倒・骨折（12.2%）であることから、①と③を
運動と食事で予防することにより、寝たきりを半減できることが解説され
ました。

脳卒中の予防にはウォーキング、転倒・骨折の予防には筋力トレーニング
が有効で、ウォーキングは毎日できなくても、時間があるときに「歩き
だめ」しておけば効果が得られること、筋トレは上半身と下半身をつなぐ
「大腰筋（だいようきん）」を鍛えることが重要であること、などが分かり
やすく紹介されました。

参加者に筋トレの指導をする久野先生