サイエンス＆アートをテーマに情報発信する第14回SATつくばスタイル交流会が11月10日(日)につくば国際会議場で開催されました。
　講演の部では講師に産業技術総合研究所　特別顧問の金山敏彦先生をお迎えし、「原子の目で見た電気接点の話」と題してご講演いただきました。集積回路や電灯のスイッチのような電気接点に関し、量子力学が織りなす原子や電子の多彩な振舞についてお話いただきました。
　アートの部では、宇野陽子氏（チェロ）と田中香織氏（ピアノ）によるデュオリサイタルです。前半のチェロ小品集と後半のチェロ・ソナタの構成でした。各演奏曲の前に曲目や作曲家の紹介をしていただいたので、クラシックに馴染みのない方でも曲のイメージを膨らませながら聞くことができたようで、大変好評でした。
　交流会終了後の茶話会では、講演者と演奏者を交えて和やかな交流会となりました。

金山先生ご講演の様子

宇野陽子氏（チェロ）と田中香織氏（ピアノ）