SATテクノロジー・ショーケース2025を開催しました
つくばサイエンス・アカデミー最大のイベントでありますSATテクノロジー・ショーケース2025を1月23日(木)に開催しました。15分野、157件のポスター発表、特別シンポジウムをはじめ、企画展示や共催機関広報展示、先進技術企業展、日本弁理士会関東会による発明無料相談などが行われました。
また、インデクシング、特別シンポジウム等の様子をライブ配信した後2月末日までアーカイブ配信したほか、発表者や各出展者のポスターをホームページに掲載しました。
特別シンポジウムは、土木研究所の企画による「インフラX〇〇?!最先端技術が創るよりよい未来」をテーマに、土木研究所理事の久保和幸氏の司会で、産業技術総合研究所地質調査総合センター連携推進室連携オフィサーの斎藤眞氏、国立環境研究所生物多様性領域室長の角谷拓氏、物質・材料研究機構若手国際研究センター長兼構造材料研究センター NIMS特別研究員の土谷浩一氏、宇宙航空研究開発機構第一宇宙技術部門衛星利用運用センター技術領域主幹の川北史朗氏による特別講演と、久保理事をモデレーターに、特別講演の講師4名と土木研究所理事長の藤田光一氏を加えた6名によるパネル討論を行いました。
詳しくは、開催結果報告書(PDFファイル)をご覧ください。
開催結果報告書PDF
閉会式前には、優れたポスター発表を行った発表者に対してプレゼンテーション賞の表彰が行われました。今回は特別シンポジウムを企画していただいた土木研究所からインフラX異分野イノベーション賞(特別賞)の表彰もありました。受賞者の皆様、誠におめでとうございました。
閉会式後には、懇親会を開催し参加者の皆様の交流が図られました。
プレゼンテーション表彰
【総合得点賞】・・・最も得票の多かったもの
- P-100
- 『ZTOバッファ層を活用したワイドギャップCIGS太陽電池の構造最適化』
西田 竹志
産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター - 『ZTOバッファ層を活用したワイドギャップCIGS太陽電池の構造最適化』
【ベスト産業実用化賞】・・・最も産業技術への応用が進んでいると認められるもの
- P-71
- 『自動運転バスの車外HMIが歩行者との意思疎通に与える効果』
井戸 康晴
東京理科大学大学院 先進工学研究科 - 『自動運転バスの車外HMIが歩行者との意思疎通に与える効果』
- P-113
- 『AFM-IRで紐解くナノスケールでのアスファルトの劣化・再生機構』
安藤 秀行
土木研究所 先端材料資源研究センター - 『AFM-IRで紐解くナノスケールでのアスファルトの劣化・再生機構』
【ベスト新分野開拓賞】・・・最も新分野の開拓を進めたと認められるもの
- P-79
- 『風切羽規範型構造のパラメータ最適化によるドローン用プロペラの高性能化』
菊池 隼
東京工科大学大学院 工学研究科 - 『風切羽規範型構造のパラメータ最適化によるドローン用プロペラの高性能化』
【ベスト・アイデア賞】・・・最も着想が面白いと認められるもの
- P-2
- 『ヨウ素・PVAを用いた簡易的な「究極の黒」の開発』
松田 菜央
茨城県立並木中等教育学校 - 『ヨウ素・PVAを用いた簡易的な「究極の黒」の開発』
- P-19
- 『らせんキラリティーを持つロジウム錯体によるフェニルアセチレン誘導体のらせん選択重合』
岡 明里
金沢大学大学院 自然科学研究科 - 『らせんキラリティーを持つロジウム錯体によるフェニルアセチレン誘導体のらせん選択重合』
【ベスト異分野交流賞】・・・最も異分野交流の成果が上がっていると認められるもの
- P-11
- 『機械学習を用いた金属誘起成長によるGe薄膜の結晶粒界制御』
居倉 功汰
筑波大学大学院 数理物質科学研究群 - 『機械学習を用いた金属誘起成長によるGe薄膜の結晶粒界制御』
【若手特別賞】・・・35歳未満で、発表方法、内容が優れていると認められるもの
- P-100
- 『ZTOバッファ層を活用したワイドギャップCIGS太陽電池の構造最適化』
西田 竹志
産業技術総合研究所 ゼロエミッション国際共同研究センター - 『ZTOバッファ層を活用したワイドギャップCIGS太陽電池の構造最適化』
【学生奨励賞】
大学院生・大学生の部
- P-38
- 『電気パルスを用いたCFRP積層板の資源循環』
佐藤 啓太
早稲田大学大学院 創造理工学研究科 - 『電気パルスを用いたCFRP積層板の資源循環』
高校生の部
- P-1
- 『微小重力環境は、がんの進行を抑制するのか』
末永 円
茨城県立つくばサイエンス高等学校 - 『微小重力環境は、がんの進行を抑制するのか』
【最優秀インフラ×異分野イノベーション賞】
- P-122
- 『コンクリート中鋼材腐食課題を解決する高酸素反応促進技術』
土井 康太郎
物質・材料研究機構 構造材料研究センター - 『コンクリート中鋼材腐食課題を解決する高酸素反応促進技術』
【優秀インフラ×異分野イノベーション賞】
- P-64
- 『セルフエコーを用いた新たな骨盤底筋訓練のバイオフィードバック法の開発』
牟田 みや子
東京大学大学院 医学系研究科 - 『セルフエコーを用いた新たな骨盤底筋訓練のバイオフィードバック法の開発』
- P-121
- 『織物製造技術からインフラ支える 消防用ホースから管路更生材料へ』
中河 礼
芦森工業株式会社 パルテム技術開発部 - 『織物製造技術からインフラ支える 消防用ホースから管路更生材料へ』
- P-129
- 『河川管理の現場における環境DNA導入に向けた取り組みと生態系の保全に向けた活用』
村岡 敬子
土木研究所 流域水環境研究グループ - 『河川管理の現場における環境DNA導入に向けた取り組みと生態系の保全に向けた活用』
- P-147
- 『中性子で実現!インフラ橋梁を完全非破壊で塩分計測』
若林 泰生
理化学研究所 光量子工学研究センター - 『中性子で実現!インフラ橋梁を完全非破壊で塩分計測』
ポスター発表内容は「ポスター発表一覧」からPDFファイルでご覧いただけます。
開催風景

インデクシング

つくば発注目研究ポスター

一般ポスター

一般ポスター

企画展示

共催機関広報展示

先進技術企業展

弁理士による発明無料相談コーナー

特別シンポジウム 4名の先生の講演

特別シンポジウム 4名の先生の講演

特別シンポジウム 4名の先生の講演

特別シンポジウム 4名の先生の講演

パネル討論

プレゼンテーション賞表彰式
開催概要

名称
SATテクノロジー・ショーケース 2025
日程
2025年1月23日(木)
会場
つくば国際会議場
参加費
無料
対象
大学・研究機関、企業などの研究者・技術者
大学生、大学院生、高校生、一般
大学生、大学院生、高校生、一般
主催
つくばサイエンス・アカデミー(一般財団法人茨城県科学技術振興財団)
SATテクノロジー・ショーケース2025実行委員会
SATテクノロジー・ショーケース2025実行委員会
協力機関
国立研究開発法人土木研究所
共催
茨城県、茨城県教育委員会、つくば市、 筑波大学、高エネルギー加速器研究機構、物質・材料研究機構、防災科学技術研究所、理化学研究所バイオリソース研究センター、宇宙航空研究開発機構筑波宇宙センター、農業・食品産業技術総合研究機構、国際農林水産業研究センター、森林研究・整備機構、産業技術総合研究所、国土技術政策総合研究所、国土地理院地理地殻活動研究センター、気象庁気象研究所、土木研究所、建築研究所、国立環境研究所、(公財)つくば科学万博記念財団、日本エクシード(株)、理想科学工業(株)、日本弁理士会関東会、つくば国際会議場(24機関・団体)
後援
文部科学省、経済産業省、環境省、福島県、群馬県、栃木県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、(公財)いばらき中小企業グローバル推進機構、(公財)東京都中小企業振興公社、(公財)千葉県産業振興センター、(一財)バイオインダストリー協会、(公社)新化学技術推進協会、(一社)茨城県経営者協会、(一社)ナノテクノロジービジネス推進協議会、(一社)電子情報技術産業協会、(一社)茨城研究開発型企業交流協会、(一社)つくばグローバル・イノベーション推進機構、(株)常陽銀行、(株)筑波銀行、(株)つくば研究支援センター、筑波研究学園都市交流協議会、つくば市商工会、つくば市工業団地企業連絡協議会(26機関・団体)
詳細
つくばサイエンス・アカデミー事務局
〒305-0032
茨城県つくば市竹園2-20-3
つくば国際会議場内
TEL:029-861-1206
FAX:029-861-1209
Email:academy@epochal.or.jp
URL https://www.science-academy.jp/
〒305-0032
茨城県つくば市竹園2-20-3
つくば国際会議場内
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